「賃貸マンションでも家庭菜園を楽しみたい!」という方は多いのではないでしょうか。
実際、一人暮らしの賃貸マンションでも、ベランダを活用して家庭菜園を楽しむことは可能です。
しかし、やっぱり多くの方が暮らすマンションですから、いくつか気を付けたい点はあります。
ここでは、マンションで家庭菜園を楽しむときの注意点や、ベランダ菜園におすすめの野菜についてご紹介します!
一人暮らしの賃貸マンションで家庭菜園!注意点はこの3つ
賃貸に限らず、マンションのベランダで植物を育てる際の主な注意点は、下記の3つです。
<1:避難経路を確保する>
マンションのベランダには、避難ハシゴの降下口が設けられている場合があります。
そこに植物や物を置くのはやめましょう。
また、隣室との間の壁も有事の際には避難経路になりますので、ふさいでしまうことのないようにしましょう。
<2:ベランダの外側に植物を設置しない>
ベランダのスペースが狭かったり、緑であふれたベランダにしたいときでも、柵を越えてプランターなどを設置するのはやめましょう。
落下すれば通行人に大けがを負わせてしまう恐れがあります。
また、水やりの際にも通行人に水がかかったり、階下の洗濯物を濡らしてしまう可能性があります。
<3:風に気を付ける>
ベランダ菜園ではすぐ隣や上下にも生活している人がいるため、薬剤を散布する際には風の方向に注意してください。
また高層階では風が強い場合が多いので、室外機の上に置いたプランターが倒れたり、土がベランダの外まで飛ばされることがあります。
大事故につながることもあるので、鉢をワイヤーで固定したり重しを入れるなどして、風対策は万全にしておきましょう。
ちなみに有機肥料は匂いが強いので、ベランダ菜園にはあまりおすすめできません。
一人暮らしの賃貸マンションで家庭菜園!おすすめな野菜3選
では、一人暮らしの賃貸マンションでも育てられる、家庭菜園にぴったりな野菜にはどんなものがあるのでしょうか?
おすすめの野菜を3種類ご紹介します!
<1:ミニトマト>
鉢で簡単に育てられる野菜として大人気なのが、ミニトマトです。
失敗が少なく成長も早いので、日々育っていく苗のようすが楽しめます。
種類も豊富なので、何種類か育てて食べ比べしてみても楽しいですね。
<2:しそ>
しそも手入れが簡単なので、初心者でも安心して育てられます。
「スーパーで買うと使い切れないけど、薬味としてちょっとほしい!」という一人暮らしの方におすすめの野菜です。
<3:はつか大根(ラディッシュ)>
「二十日大根」という名前のとおり、20日ほどで収穫が可能です。
根菜ですが、深さが必要ないのでベランダ菜園にぴったりです。
「土から抜いて収穫する」というのも野菜を育てる醍醐味の一つですよね。
真っ赤な大根が、食卓にも彩りを添えてくれますよ。
まとめ
お庭がなくても、ベランダが狭くても、家庭菜園は楽しめます。
食費の節約を目的にしてもいいですし、土に触れたり、日々成長する野菜を眺めて暮らすことで、精神的にもあなたの生活が豊かになるかもしれません。
注意点をしっかり守りつつ、自分だけの家庭菜園を楽しんでくださいね。