一人暮らしには何かと不安がつきものです。
とくに女性の場合、防犯上の観点からオートロックの物件を希望する傾向が強くなっています。
オートロックは外部からの侵入者を防いでくれるメリットがある反面、返って不便になることもあります。
そこで今回は、オートロックのメリットと注意点をご紹介しますので、物件選びの参考にしてみてください。
一人暮らしでオートロック式賃貸物件に住むメリットとは
オートロック式賃貸物件の最大のメリットは防犯性の高さです。
共用の玄関ドアが施錠されているため、部外者が建物の中に入るには住人が解錠する必要があります。
部外者は自由に建物に出入りできないので、不審者やセールス・勧誘員といった知らない人がいきなり玄関先に来ることがありません。
女性の一人暮らしには不安も多いものですが、オートロックの物件を選ぶだけでその不安の何割かは解消されます。
家の中に加えて共有部分も安全と思えるだけでも、一人暮らしには心強く大きなメリットです。
ただし、安全は「絶対」ではないので、オートロックを過信せず、出入りする際は注意を払うことは忘れないようにしましょう。
オートロック式賃貸物件で置き配は可能?
新型コロナウイルスの影響や再配達の削減のため、置き配の需要が高まっています。
しかし、現状ではオートロック式賃貸物件であっても置き配は難しいと言わざるを得ません。
置き配のためのアプリケーションやサービスが試験的に開始されていますが、まだ誰でも利用できるところまではきていません。
とはいえ、実はまったく無理というわけではなく、場所の工夫をすることで可能になります。
置き配の場所として指定できるのは玄関前だけではありません。
駐輪場においてある自転車のカゴや、建物内の受付を指定することもできます。
ただし、駐輪場は雨が降れば荷物が濡れてしまったり、荷物が盗まれたりするリスクも高いのであまりおすすめはできません。
置き配を利用するのであれば、建物内の受付や宅配ボックスがあれば宅配ボックスを指定するのが良いでしょう。
オートロック式賃貸物件で救急車は呼べる?
救急車を呼んだあと、自分が解錠できる状態であれば問題はありませんが、意識を失うなどで動けなくなり共用玄関を開けられないこともあり得ます。
その場合、救急隊員は共用玄関ドアの近くにある緊急用スイッチを押して建物の中に入ります。
建物の中に入っても玄関に鍵がかかっている場合、隣の部屋のベランダを使用する、玄関の鍵を壊すといった方法で部屋に入ってくるようです。
救急車を呼んだ際は玄関の鍵を開けて救急隊員の到着を待つことができれば、その後の対応がスムーズになります。
オートロックの賃貸物件に住む場合、あらかじめ緊急事態に備えて救急車を呼ぶときの手順を考えておくことも大切です。
まとめ
オートロックの賃貸物件は防犯上のメリットが多い反面、防犯性の高さが不便さにつながることもあります。
また、オートロックだからといって絶対に安全というわけではありません。
オートロックを過信せず、常に防犯意識を持つことが大切です。
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