3点ユニットバスとは、お風呂・トイレ・洗面台がひとつにまとまっているタイプのユニットバスのことです。
賃貸物件に多く見られるこのタイプは、省スペースで水回りを揃えることができます。
一人暮らしならとくに不便のないこの3点ユニットバス。
しかし同棲をする際には、この空間が思わぬトラブルを引き起こす可能性があります。
今回は、同棲を考えているカップルに向けて、3点ユニットバスのメリットとデメリットについてご紹介します。
同棲と3点ユニットバス！メリットは何？
3点ユニットバスの物件は、比較的家賃が安い傾向があります。
できるだけ出費を抑えたいカップルや、間取りよりも立地を優先したいという希望があれば、3点ユニットバスの方がおすすめです。
また、お風呂・トイレが分かれていないため、リビングや収納など他のスペースを大きく取ることができるメリットもあります。
お風呂・トイレ・洗面の掃除が一度に済むのも3点ユニットバスならではでしょう。
同棲と3点ユニットバス！デメリットは何？
3点ユニットバスのデメリットは、自分のペースで水回りを使うことができないことです。
パートナーが入浴中だとトイレを使うことがはばかられてしまいますし、朝の身支度をするにも順番待ちが必要です。
お風呂の使用後は、どうしてもトイレや洗面台が水で濡れてしまうため、冬場の寒いときなどは特に不快に感じてしまうかもしれません。
洗面台のスペースが狭いことから、リビングや寝室などの他の部屋でドライヤーやすることも考えられます。
しかし、ドライヤーは音が大きいためにパートナーが寝ている横では使いづらいですし、テレビを見ていても音がかき消されてしまいます。
このように、日々の行動の積み重ねが、ストレスに繋がってしまう可能性もありますよね。
まとめ
他人と暮らすには、お互いへの配慮と快適な居住空間が不可欠です。
とくにトイレやお風呂といった毎日使う場所は、2人でストレスなく利用できるような間取りである必要があります。
予算などの都合が合えば、できるだけお風呂・トイレは別にして、さらに独立洗面台がある物件を選ぶことをおすすめします。
同棲を検討されている場合は、一人暮らしをする時とは違う目線でお部屋を選ぶ必要がありますので、困った際はお気軽に不動産のプロにご相談ください。
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