番組のタイトルにもなって一気に知名度があがった「テラスハウス」。
ですが、実際にテラスハウスとはどんな家を指すのかご存知でしょうか。
テラスハウスとは戸建てと違い庭もある連棟式の家を指す
番組のイメージから、テラスハウスとはシェアハウスのことだと思っておられる方、いらっしゃいませんか?
テラスハウスとは、まるで家が繋がっているかのように、隣の家と壁を共有して建てられた住宅を指します。
元々は庭やテラスがついたイギリスによく見られる集合住宅のことなのですが、日本では庭やテラスがなく、コンパクトなテラスハウスも見られます。
和風に、二階建て長屋と言ってもいいかもしれません。
つまりテラスハウスとは、それぞれの家単位では玄関も庭もそれぞれの家で独立しており、一軒家のようにプライバシーを守りつつ生活できる住宅です。
一般的な集合住宅と違い、集合玄関やエレベーター、階段を他の住人と共有することはありません。
テラスハウスとは、玄関から専有スペースに直接出入りでき、住戸内に階段があるまるで戸建てに住むような生活ができる住宅なのです。
テラスハウスと戸建てとの違いとは
では、戸建てとの違いはどのような点なのでしょうか。
大きな点が、テラスハウスの特徴でもある隣家と壁を共有するという違いです。
ワンフロアが多いマンションとは異なり、二階建て、三階建ての物件などもあるのですが、壁が繋がっているということです。
庭が付いている場合は、ガーデニングや家庭菜園、お子さまの外遊びなど、さまざまな楽しみ方ができますね。
それでも戸建てと違い、壁が接していることで、建築費が抑えられる傾向があります。
建築物資も一括で準備できたり、電気、水道、ガスなどのインフラもまとめて整備できたりするため、その点もコストが抑えられます。
結果、戸建てに比べて物件価格や賃貸価格が安い傾向があります。
また、隣家と壁を接していることで、戸建てと違い窓が少なくなります。
テラスハウスでも端の住戸であれば1面が、間にあれば2面が隣家と接するため、マンションやアパートと同様に、窓を作れない面ができてしまうのです。
採光性や通風性など、暮らしやすさに直結する部分に影響があるかもしれません。
そして、戸建てとは違い、集合住宅であるために、管理規約などのルールが存在する場合があります。
入居する前に、しっかり確認しておきましょう。
まとめ
テラスハウスとは、隣家と壁を共有した長屋のような建物のことです。
集合住宅でありながら、一軒家の感覚で住める物件ともいえます。
気になる方はぜひ、チェックしてみてはいかがでしょうか。
私たちHILO HOUSEでは、テラスハウスの情報も豊富にご紹介しております。
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