賃貸物件探しの際に「お風呂に追い焚き機能があるかどうか」を重視する方は少なくありません。
今回はそんな追い焚き機能について、追い焚き機能の種類と、追い焚きにかかるガス代、追い焚き機能のないお風呂に後付けは可能かについて解説します。
賃貸物件のお風呂の追い焚き機能の種類はどんなものがある?
賃貸物件のお風呂の追い焚き機能は、循環釜直結方式と給湯方式の2種類があります。
循環釜直結方式とは、浴槽内のお湯を循環させて風呂釜で加熱するという、本格的な追い焚き機能です。
これに対して給湯方式というのは、いわゆる「足し湯」「差し湯」のことです。
熱いお湯を足すことで浴槽の湯温を上げるというもので、正確にいえば「追い焚き」とは少し異なります。
賃貸物件のお風呂で追い焚き機能を使った場合のガス代は?
賃貸物件のお風呂で追い焚き機能を使った際にかかるガス代を足し湯・差し湯やお湯の張り替えの場合と比較してみます。
都市ガスであってもプロパンガスであっても、水道代+ガス代の合計額は追い焚き機能を使う方法がもっとも安上がりとなります。
足し湯・差し湯もお湯の張り替えと比べると使う水の量が少ない分安上がりではありますが、追加の水を必要としない追い焚き機能はそれよりもコストパフォーマンスが良いというわけです。
賃貸物件のお風呂に追い焚き機能がない場合の後付けは可能?
「賃貸物件のお風呂に追い焚き機能がほしかったものの、希望の立地条件を優先したらお風呂の追い焚き機能は叶えられなかった」などという方も少なくありません。
その場合、追い焚き機能の後付けは可能なのかというと…、残念ながらかなり難しい、というのが答えです。
追い焚き機能を後付けするとなると大家さんなど貸主の許可を得ることが必須ですが、追い焚き機能の後付けという工事はそれなりに大掛かりになります。
貸主側にとっては退去時の扱いをどうするかの判断(原状回復させるか残置物とするか)も難しいので、工事の許可が得られないケースがほとんどです。
また、工事費も数十万円はかかるため、いずれ退去する賃貸物件でそれだけの費用を負担するというのは借主にとっても厳しいでしょう。
それよりは、工事なしで湯船に入れて使える「簡易追い焚き機」を利用することをおすすめします。
簡易追い焚き機にはお湯の保温だけができる保温タイプと、それなりに温め直しができる加熱タイプとがありますが、追い焚き機能にこだわりたい人には加熱タイプのほうが適しています。
まとめ
今回は賃貸物件のお風呂の追い焚き機能についていろいろ解説しました。
追い焚き機能の有無にこだわる方は、「足し湯や差し湯ではなく本当に循環釜直結方式の正真正銘の追い焚き機能なのか」をきちんと確認しておきましょう!
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