洗濯物や布団を干すために毎日のように使っているベランダですが、こまめに掃除をすることが少ない場所でもあります。
賃貸物件のベランダは他の部屋と接している場所なので、掃除にも注意が必要です。
今回は、賃貸物件のベランダ掃除の方法や注意点についてご紹介していきましょう。
賃貸物件のベランダ掃除の基本的な方法
ベランダの掃除をする場合、次の道具を用意しましょう。
●バケツ
●雑巾
●ほうき・ちりとり
●デッキブラシ
●マスク・ゴム手袋
●ベランダの床材に合った洗剤
ベランダ掃除の流れは次のとおりです。
●ベランダの床に落ちているゴミやホコリをほうきとちりとりで取り除く
●水拭きで除去できなさそうな汚れを専用の洗剤を使って拭き取る（強酸性の薬品は床材を傷めてしまうおそれがあるため使用しない）
●床に水を流してデッキブラシでこする
●固く絞った雑巾で床をきれいに磨く
●排水溝のフタを開けて中にたまっているゴミ類や汚れを取り除く
賃貸物件のベランダを掃除する際の注意点
賃貸物件のベランダは、隣や下の階に住んでいる方の迷惑にならないようにおこなうことが大切です。
そのことも踏まえながら、ベランダ掃除をする際には次の点に注意しましょう。
天気が良い日にはおこなわない
晴天の日は絶好の掃除日和と張り切ってしまいそうですが、晴れた日はベランダが乾燥した状態なのでホコリが舞いやすくなります。
そのため、ベランダ掃除をするのは曇りや小雨の日などの比較的湿度の高い日のほうが周囲への影響を考えると適切です。
あらかじめ隣近所に伝えておく
たくさんの水や機械を使用するなど大掛かりなベランダ掃除をするときには、あらかじめ隣近所に伝えておくと安心です。
水がはねたり流れこんだりすることも考えられるため、洗濯物や布団が干されている可能性にも配慮するべきでしょう。
ベランダ掃除に水を使う場合は特に注意する
ベランダ掃除で水を使う場合には、慎重におこないましょう。
賃貸物件によってはベランダ部分に防水加工がされていない場合もあり、水を大量に使うと下の階に漏れてしまう可能性があります。
また、隣の家のベランダに排水溝がある場合、水を一気に流すと隣の家のベランダを水浸しにしてしまう危険性があります。
排水溝の位置を確認するとともに、水の流し方に注意したり水を使わない方法で掃除をしたりしましょう。
まとめ
賃貸物件のベランダを掃除する場合、ホコリが舞いやすい晴天の乾燥した日は避けるようにし、曇りや小雨の日におこなうのがおすすめです。
隣近所に住む方の迷惑にならないよう、ベランダの防水加工の有無や排水溝の位置を確認することが大切です。
近隣住人とのトラブルを避けるためにも、ベランダ掃除をする旨をあらかじめ伝えておくと安心です。
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