今回のテーマは「オール電化の賃貸物件」です。
オール電化の賃貸物件を選べば光熱費は安くなるのか?
都市ガスやLPガスを使うガス併用の賃貸物件と比べてどうなのか?
給湯器がエコキュートになった場合の水圧に関する注意点とは?
それらについて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
オール電化の賃貸物件で電気代が安上がりになる条件とは?
オール電化の賃貸物件なら、無条件で「一般的な賃貸物件のガス代+電気代」よりも「オール電化の電気代」のほうが安いと思ってしまいがちですが、実際にはそうとは限りません。
ライフスタイルによっては、逆にガス併用の賃貸物件よりも高くつくこともあります。
たとえば電気料金が高い昼間に入浴してお湯をガンガン使うようなライフスタイルだと、高い電気料金で大量のお湯を沸かす必要があるため、安上がりどころか高くついてしまう可能性があるのです。
つまり、オール電化の賃貸物件の電気代を安上がりにする条件とは「深夜電力をうまく使うこと」です。
逆に日中はあまり電気を使わず、割安な深夜電力を使ってお湯を貯めておけるライフスタイルであれば、電気代は安くなるでしょう。
オール電化の賃貸物件とガス併用の賃貸物件の違いとは?
オール電化の賃貸物件とガス併用の賃貸物件、両者を比較したうえでの違いとは「光熱費・安全性・ライフラインの確保」の3点で大きく出てきます。
まず光熱費については、LPガス併用の場合は高くつくケースが多くなります。
都市ガス併用の場合、ガスと電気の基本料金が両方かかるものの「同じ量のお湯を一番安上がりに沸かせるのは都市ガス」という事実があるため、オール電化とどちらがお得かはライフスタイルによって異なるでしょう。
安全性については、ガスコンロを使うガス併用賃貸物件よりもオール電化の賃貸物件のほうが高くなります。
そしてライフラインの確保については、ガスの場合は停電でも使える機器が多い点が強みです。
これに対してオール電化は「停電時も電気温水器のタンク内のお湯が使える機器もある」程度なため、停電時はガス併用の賃貸物件より不便になる可能性が高くなってしまうでしょう。
エコキュート使用のオール電化の賃貸物件の水圧に関する注意点
給湯器にエコキュートを使っているオール電化の賃貸物件は「ガス給湯器よりも水圧が弱くなる」点に注意が必要です。
エコキュートは貯湯タンク内でお湯を作って、お湯が使われるときはそのタンクから供給する仕組みになっており、タンクへの貯め置く際に水圧が減圧されるため、シャワーのお湯の勢いなどが弱くなるのです。
実際に生活で不便を感じるレベルではありませんが「勢いよくシャワーを浴びられなければ嫌だ」という方には不向きかもしれません。
まとめ
今回はオール電化の賃貸物件について、いろいろ解説しました。
オール電化=光熱費安上がりと決めつけて選んでしまうと、ライフスタイルによってはむしろ高くつき、後悔してしまうことにもなりかねません。
今回の情報を参考に「自分はオール電化と相性の良いライフスタイルかどうか」という点から考えてみましょう!
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