一人暮らしにおすすめできる洗濯機の種類は？選び方と注意点も解説

一人暮らしをしていると、家具や家電の選び方に迷うことがあります。
とくに、コンパクトなお部屋に住んでいる場合は、デザインや価格だけで選ぶと後悔してしまうかもしれません。
そこで今回は、一人暮らしで洗濯機をお探しの方に向けて、おすすめの種類や洗濯機の選び方、洗濯機選びの注意点を解説します。

一人暮らしでおすすめの洗濯機の種類

洗濯機にはいくつかの種類があり、それぞれに異なるメリットがあります。
まずは、一人暮らしにおすすめできる洗濯機の種類をチェックしてみましょう。

種類①縦型洗濯機

縦型洗濯機とは、縦に長い形が特徴で、上部の扉を開けて洗濯物を出し入れする種類の洗濯機です。
昔からあるタイプの洗濯機であり、小さい頃から見慣れている方も多いでしょう。
この縦型洗濯機のメリットは、価格が安いこと、狭いスペースに設置できることです。
シンプルな機能の縦型洗濯機を選べば、コストを抑えて購入できます。
1人で家賃と生活費すべてを捻出している一人暮らしだと、洗濯機に高額な予算を割けないことがほとんどです。
そのため、安価で購入できる縦型洗濯機は、一人暮らしにおすすめできます。
また、縦型洗濯機が狭いスペースに置きやすいのは、縦長でスリムな形であるためです。
コンパクトなお部屋に住んでいる場合は、スリムで場所を取らない縦型洗濯機がおすすめです。
ただし、縦型洗濯機には、水が多く必要であるとともに、生地が傷みやすいといったデメリットがあります。

種類②ドラム式洗濯機

ドラム式洗濯機とは、本体の側面に扉が付いた形が特徴で、真横から洗濯物を出し入れするもののほか、斜め上から洗濯物を出し入れするタイプがあります。
比較的新しい種類の洗濯機であり、高い機能性を持たせた商品を選べます。
このドラム式洗濯機のメリットは、高い節水性があること、生地が傷みにくいことです。
ドラム式洗濯機は、少ない水量で効率よく洗濯できるため、水道代の節約につながります。
また、もみ洗いの縦型洗濯機と比較して、たたき洗いするドラム式洗濯機は、生地が傷みにくく洋服などが長持ちします。
お気に入りの洋服を長持ちさせたいならば、ドラム式洗濯機を検討してみると良いでしょう。
ただし、ドラム式洗濯機は、縦型洗濯機より広い置き場所を必要とすることがデメリットです。
また、高い機能性を持たせていることから、縦型洗濯機より購入費用が高くなることにも注意しましょう。

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一人暮らしで使う洗濯機の選び方のポイント

洗濯機の種類ごとのメリット・デメリットをチェックしたら、実際の選び方を見てみましょう。

選び方のポイント①容量

一人暮らしでは容量の小さな洗濯機を購入すれば良いと思われるかもしれませんが、洗濯する頻度によっておすすめできる容量が違います。
毎日または2日に1度など、こまめに洗濯するならば、容量が小さい4.5～6㎏の洗濯機がおすすめです。
一方で、週に1～2回まとめて洗濯する場合には、容量が大きい洗濯機が必要になります。
7㎏以上の容量がある洗濯機だと、大量のまとめ洗いができるほか、毛布やカーテンなど大きな洗濯物も洗えます。

選び方のポイント②設置場所のサイズ

賃貸物件には、洗濯機を置くための専用スペースが設けられています。
排水口のある洗濯機専用スペースは防水パンとよばれていて、このサイズに合った洗濯機を選ぶことがポイントです。
防水パンのサイズを把握しないまま洗濯機を購入してしまうと、洗濯機を設置できないなどのトラブルが発生します。
一般的な一人暮らし向け賃貸物件の場合、防水パンは64～80cmほどの大きさです。
ただし、築年数の古い中古マンションだと、これよりも小さな防水パンが設置されている可能性があります。
このほかに、洗濯機を防水パンに設置するまでに、問題なく室内に運び込めるかも選び方のポイントです。
とくに、大きめのドラム式洗濯機の場合、玄関は入れても廊下を進めないケースがあります。
また、防水パンに設置できたものの、洗濯物を出し入れする扉を開けるスペースを確保できないケースにも注意しましょう。

選び方のポイント③乾燥機能の有無

乾燥機能の有無は、一人暮らしで注意したい洗濯機の選び方のポイントです。
一人暮らしで忙しい生活を送っていると、早朝に洗濯して洗濯物を干すことが困難になることがあります。
また、夜遅く帰ってくる場合には、洗濯物を干せないこともあるでしょう。
したがって、忙しくても洗濯物を気持ちよく乾かしたいならば、乾燥機能がある洗濯機を選ぶことがポイントです。
ただし、乾燥機能がある洗濯機は、大型のものしか選べないことがほとんどで、本体価格が高額になる傾向があります。
ドラム式の乾燥機能は便利ですが、ヒーターで乾かすタイプは電気代が高くなりやすいため、使用頻度や光熱費も考えて選びましょう。
乾燥方式には消費電力が大きいヒーター式と、本体価格は高いものの省エネなヒートポンプ式があり、電気代の節約を重視するなら後者を選ぶと良いでしょう。

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一人暮らしで洗濯機を選ぶ場合の注意点

購入してから後悔しないように、洗濯機の選び方における注意点を把握しておきましょう。

注意点①事前に搬入経路を確認する

先述のように、コンパクトなお部屋に洗濯機を運び込む場合、事前に搬入経路を確認することが注意点です。
防水パンのサイズだけを測り、玄関や廊下の幅を測っていないと、洗濯機を運び込めず使えないといったトラブルが発生します。
イメージだけで洗濯機を選ぶのではなく、必要な場所のサイズを測り、洗濯機のサイズぴったりではなく、10㎝ほどの余裕があることを確認しましょう。
サイズ計測が必要な場所は、防水パンの横幅・奥ゆきのほか、洗濯機に使う水栓の高さです。
洗濯機置き場の上に棚が設置されている場合には、棚までの高さも測ります。
また、自分が住む部屋の玄関までの階段・エレベーター・共用廊下についても、洗濯機を運び込めるか測っておきましょう。
もちろん、玄関や室内の廊下をとおれるか、防水パンに置けるかについても、確認が必要です。
さらに、洗濯機の種類と扉の開く方向・扉の開閉に必要なサイズも確認し、十分に扉を開けるスペースがあるかサイズを測りましょう。

注意点②排水パイプの位置を確認する

備え付けの排水パイプの位置を確認したうえで、洗濯機との接続に問題ないか確認することが注意点です。
洗濯機のサイズが大きく、洗濯機の下に排水パイプがくる場合であれば、洗濯機の下に十分なスペースがあるか確認しましょう。
洗濯機の下に十分なスペースがなければ、排水パイプが当たってしまい、洗濯機の部品を傷つけてしまう可能性があります。

注意点③必要な機能がそろっているか確認する

メーカーや機種によって、付いている機能と付いていない機能があります。
すべての機能を備えた機種は高額になりますので、自分にとって必要な機能がそろった商品を選ぶことが重要です。
一人暮らしで考えたい機能には、浴槽の残り湯をくみあげる内蔵ポンプや、カビを防ぐ自動槽洗浄機能などがあります。
また、最近のモデルでは、タンクに洗剤を補充しておけば自動で計量してくれる「洗剤・柔軟剤の自動投入機能」が人気で、計量の手間が省けるため、とくに忙しい方におすすめです。
さらに、洗濯コースの充実度も、一人暮らしの洗濯機選びで注意したいポイントです。
仕事で使う作業着や趣味のスポーツウェアなどを洗濯するならば、つけ置きコースや強力洗浄コースがある商品を選ぶと良いでしょう。
このほかに、洗濯機のボタン配置やボタンの押しやすさは、ストレスを感じやすいポイントです。
自分にとって使いやすいボタンかどうか、購入前にチェックしてみましょう。

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まとめ

一人暮らしにおすすめの洗濯機は、コンパクトで安価な縦型洗濯機のほか、充実した機能が付いたドラム式洗濯機です。
自分に合った洗濯機を選ぶ場合、洗濯頻度に合わせた容量、設置場所の大きさ、乾燥機能の有無などがポイントになります。
また、搬入経路のサイズを確認すること、使いやすい機能がそろっているかを確認することが、洗濯機選びの注意点です。