お部屋探しをしていると、賃貸物件の他に「分譲賃貸」の物件を見かけることがあるでしょう。
このような物件は一般的な賃貸物件と異なるため、契約の際は注意が必要です。
そこで今回は、分譲賃貸と一般的な賃貸物件の違いとは何か、メリット・デメリットとあわせて解説します。
分譲賃貸と一般的な賃貸物件の違いとは
分譲賃貸とは、もともと分譲マンションとして購入した物件を何らかの理由で賃貸物件として貸し出すことです。
貸し出す理由としてもっとも多いのは「転勤や介護などで住めなくなった」ケースでしょう。
後に戻ってくるケースも多く、期間を決めて一時的に貸し出す方も一定数います。
一般的な賃貸物件との違いとして挙げられるのは、設備や共用施設の充実度です。
分譲賃貸はもともと分譲マンションとして購入されているため、長期間住むことを目的としています。
そのため、暮らしを充実させる設備や共用施設は一般的な賃貸物件より豊富に揃っているのです。
また、分譲マンションではリフォームが可能ですが、分譲賃貸は賃貸物件であるため原則不可となります。
入居時に支払う費用も賃貸物件を契約するときと同様に、敷金・礼金・仲介手数料などを支払うのが一般的です。
▼この記事も読まれています
賃貸マンションの消防設備点検とは?不在の場合はどうなるの?
分譲賃貸を契約するメリットとは
分譲賃貸は設備のグレードが高く、暮らしに便利な「追い焚き機能」や「ディスポーザー」などが備わっています。
構造がしっかりしていることもメリットで、防音性や断熱性も優れています。
地震の備えとして揺れを感じにくい免震構造の物件も増えているので、災害対策を入念におこないたい方にはおすすめです。
また、分譲賃貸は居住者のマナーが良いこともメリットとして挙げられます。
長期的な居住を前提としているためルールやマナーを守る方が多く、子育て世帯でも安心して住み続けられるでしょう。
▼この記事も読まれています
実は大切!実家から賃貸住宅などに引っ越すときの『住民票の異動』
分譲賃貸を契約するデメリットとは
分譲賃貸のデメリットは、管理規約がオーナーごとに異なるところです。
契約書の中身をよく確認せずに契約すると、トラブルに繋がる恐れもあります。
とくに分譲賃貸は定期借家契約になる可能性が高いため、契約期間や更新の可否をしっかりと確認しておきましょう。
さらに、分譲賃貸は家賃が高い傾向にあることも注意点です。
家賃が高額な理由には、所有者が住宅ローンを組んでいることや物件の付加価値が高いことが挙げられます。
物件に見合った家賃か、事前に相場と比較しておきましょう。
▼この記事も読まれています
賃貸物件でモモンガを飼いたい!魅力や注意点とは?
まとめ
分譲賃貸とは、分譲マンションを賃貸物件として貸し出したものです。
設備や共用施設が充実しており、建物のグレードが高いことがメリットでしょう。
しかし、家賃が高額なことや管理規約がオーナーごとに違うことはデメリットとなるので注意する必要があります。
私たちHILO HOUSEでは、秩父市の賃貸物件情報も豊富に取り揃えております。
お部屋探しでなにかお困りでしたら、お気軽に弊社までご相談ください!
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓